2020年3月2日〜6日に開催される国連女性差別撤廃委員会(CEDAW) の第 77 回会期前作業部会で、日本の次回審査にむけたリストオブイッシュ(事前質問リスト)が協議され、採択されます。日本政府はそのリストに沿って、次回の定期報告書を作成し、1年以内に CEDAW に提出することとなります。
移住連はJNATIP(人身売買禁止ネットワーク)とともに、移民女性に対する暴力と人身取引に関する報告を担当し、リストオブイッシュにむけた合同NGOレポート(英語版)を CEDAW に提出しました(日本語版はこちら)。
移住連からは、主に以下の点を指摘しました。
◆移民女性に対する暴力:
移民女性対する暴力関する実態調査の要請
配偶者を対象とした在留資格取消制度の見直し
◆技能実習制度:
強制帰国に対する規制措置
妊娠・出産に関する保護支援制度
二国間取り決めにおける規制ついて
人身取引被害防止のための施策
労基法第5条(強制労働)に基づく人身取引被害者認定の仕組みについて 等
<合同レポートの作成団体>
・マイノリティ女性フォーラム(部落解放同盟中央女性運動部、アイヌ女性会議、アプロ女性ネット、IMADR)
・移住者と連帯する全国ネットワークと人身売買禁止ネットワーク
・DPI女性障害者ネットワーク