2020年９月22日

「移民・難民緊急支援基金」速報（第十六号）

９月21日に第16回支援として、88人への支援を決定しました。

この間、当基金は残高が0円になるまで支援を継続するとお伝えしてきましたが、今回の第16回支援をもって終了することとなりました。

私たちが5月8日に「新型コロナ 移民・難民緊急支援基金」を立ち上げてから4カ月余、当初の目標 2000 万円を大幅に超える

35,036,564円の寄付と15,140,000円の助成金、総計49,763,962円（2020年9月21日現在）をいただき、この皆様のご尽力によって、これまでに1651人の移民・難民の方々を支援することができました。

新型コロナの感染が拡大して以降、困窮に追い込まれていた多くの移民・難民の方々を支援できたこと、またこのように草の根で助け合う市民社会の力強さも示せたという意味でも、意義ある基金となりました。この間、「新型コロナ 移民・難民緊急支援基金」への支援申請と支援活動を担ってくれた各団体・ 個人の皆様に、心から敬意を表するとともに、深く感謝します。

これから11月までに、この基金の活動について記録した報告書を発表させていただく予定です。
発表しましたら移住連HPでお知らせいたします。

この基金は終了しましたが、支援を必要とする移民・難民の方々はまだ多く、こうした方々が直面している困窮の問題を解決するには、政府や自治体による緊急の支援措置が必須です。移住連として、引き続き具体的な要請内容を検討し、取り組んでまいります。

改めて、この間この緊急支援活動にご支援、ご協力いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。