日本カトリック難民移住移動者委員会(JCaRM)は、2012年に施行された改定入管法・住基法等が移住者・外国人当事者の生活や権利上、どのような影響を与えているかを明らかにし、法改善提案につなげるためのアンケート調査を2014年10月~2015年1月にかけて、全国のカトリック教会等をつうじて実施しました。
アンケート調査は、改定法の影響を受け、困難に遭遇したり人権侵害を受けた経験を自由記述で寄せていただく形をとりましたが、回答として、在留カードの常時携帯や提示義務に関する事例、在留資格取り消しの事例、非正規滞在者の困難事例など、多くの具体例が寄せられました。ご協力いただきましたみなさまには、この場を借りて、心より感謝申し上げます。
アンケート調査の結果は、以下からダウンロードできます。
http://www.jcarm.com/jpn/topic/survey/20150330hokoku.pdf
JCaRMでは、この結果を、移住連などと連携したアドボカシー・ロビーイング活動に活用していきたいと思います。また、アンケート調査の結果をふまえ、外国人当事者および日本人支援者向けの、コンパクトな啓発リーフレットを作成しました。中長期在留者が法違反に ならないための、要注意情報をまとめた、改定入管法サバイバル・チェックリスト「あなたは大丈夫?」です。日本語版は、以下からダウンロードできます。
http://www.jcarm.com/jpn/topic/survey/201503jpn.pdf
集会などでの配布などのため日本語版をまとまって送付をご希望される方は、JCaRM事務局までお問い合わせください。
現在、多言語翻訳(英語・タガログ・スペイン・ポルトガル・中国・コリア・ベトナム・タイ語)のレイアウト版を作成中です。4月中旬ごろまでには、JCaRMのホームページにPDFに、順次アップする予定です。多言語版が揃いましたら、またご案内いたします。当事者への情報提供に、ぜひ、ご活用ください。
日本カトリック難民移住移動者委員会(JCaRM)
TEL:03-5632-4441, FAX:03-5632-7920,
e-mail:jcarm@cbcj.catholic.jp