6月9日に、入管法改定案が国会で可決成立しました。1年以内の施行が予定されています。
改定入管法は、難民の送還停止効を一部解除し、難民申請中であっても3回目以上の複数回申請者は原則送還可能にする、帰国できない事情をかかえ、「送還を忌避」している外国人への刑事罰則の導入など、外国人への排除と送還の方向を強めるものです。収容制度に関しては、民間による非正規滞在の外国人の監督、監視を行う監理措置制度を新たに導入しました。また、非正規滞在の外国人の正規化の手段である在留特別許可制度のしくみや基準も変更するとしています。
改定法の施行に向け、これからどのようなことが起きていくのでしょうか?収容、強制送還への圧力が高まることも懸念されます。難民申請者や非正規滞在の外国人の権利や尊厳を守るために、私たち支援者には何ができるでしょうか?
児玉晃一弁護士を講師にお迎えし、連続2回のセミナーを企画しました。みなさんと情報共有しつつ、共に考えたいと思います。
<日時>
第1回:難民・退去強制手続・在留特別許可 2023年8月7日(月)19時-20時半
第2回:収容・監理措置・収容中の処遇 2023年8月24日(木)19時-20時半
<講師>
児玉晃一さん(弁護士)
<開催方法>
ZOOMによるオンライン開催 ※参加フォームに記入いただいたメールアドレスへZOOMリンクをお送りします。
<参加費>
無料
<お申し込み>
・以下のリンクより、お申込みいただけます(申込締切:【第1回】8月4日(金)・【第2回】8月21日(月))
https://forms.gle/SzZzmqbz2tVku6Jw5
※連続セミナーは全2回開催しますが、参加フォームは1つです。参加フォームの「参加予定回」の欄に参加を希望する回をお選びください。当初第1回のみ参加を希望したが、フォーム回答後に第2回へも参加を希望される場合には、再度同じフォームから参加申込をお願いいたします。