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お知らせNews

2022.04.28 イベント

2022年移住連全国ワークショップ開催のお知らせ


<開催日時>
・日時:2022年6月11日(土)13:00-18:00
・形式:オンライン(Zoom)
・参加費:無料

お申し込みはこちら(申込締め切り:6月7日)
ワークショップの詳細およびFAX用のお申し込み用紙は、下記の添付ファイルよりご確認ください。



13:00-15:00 公開シンポジウム(対象:会員・一般)

「移民社会を可視化するー日本に生きる外国人への取材の現場から」
ゲストスピーカー:覧具雄人さん(日本経済新聞)
         上東麻子さん(毎日新聞)
         井手拓朗さん(信濃毎日新聞)

 特定技能制度が開始され、3年が経ち、同制度や技能実習制度の見直しに関する議論が始まっています。これらの制度は、日本の移民労働者の受け入れ、地域社会での共生に大きく関わる制度であり、動向が注目されます。また入管収容や難民にかかわり、昨年市民社会の反対で廃案になった入管法案の再提出も取り沙汰をされています。一方で、来月の参院選に向け、これら移民社会をめぐるイシューはまだ十分議論されていないようにも見えます。

 そこで本シンポジウムでは、移民・難民についての取材を精力的にされてきた新聞記者の方を招き、それぞれの取材を通してみえてきた「移民社会」についてお話をいただくとともに、今後の行方について議論を深めます。どなたでもご視聴できますので、ぜひご参加ください。



15:30-18:00 テーマ別分科会(対象:会員のみ)

分科会1「外国籍住民の社会参画」
 2021年12月、日本人住民と同じ要件で外国籍住民の参画を認めた武蔵野市の住民基本条例案が否決されたことは記憶に新しいと思います。

 日本人であった旧植民地出身者の日本国籍が一方的に剥奪されて今年で70年。戦後新たに来日したニューカマー外国人も増え、日本生まれの外国人も増加しているにもかかわらず、地方参政権、公務員就任など、外国籍住民の社会参画は遅々として進まず、むしろ排除するかの動きが進行しています。

 真に「共に生きる」社会を構築するためにも、現状と課題を共有し、諸外国の状況も参照しつつ、社会参画を進めるためにはどうしたらよいかを、参加者とともに考えたいと思います。

プログラム

【司会】張正翼さん(移住連運営委員/行政書士)

◇主旨説明:鈴木江理子さん(移住連副代表理事/国士舘大学教員)  

◇近藤 敦さん(名城大学教員)
 「外国人の政治参加&住民投票についての国際比較」  

◇大石文雄さん(かながわみんとうれん)
 「外国人公務員・教員の任用制限について」

*休憩(5分)

◇工藤定次さん(神奈川人権センター副理事長)
 「相模原市人権施策協議会の韓国籍女性委員に対する排除攻撃について」

◇質疑応答 

 

分科会2「移民の子ども・若者の学びと進路をめぐる課題」

「家族滞在」等で在留する子どもたちが、奨学金の奨学金の対象から外されている問題についての取り組みの報告をします。また、地域ごとの格差が大きい教育課題ですが、教育通訳の費用の低報酬・格差について焦点をあて現状を共有します。また、各地で解決できていない課題へのアプローチについて、中央の課題として整理し今後の取り組みについて話し合います。

 

報告(以下のタイトルは仮のものです。):

◇橋本義範さん(子どもの夢応援ネットワーク)

 「JASSO奨学金の「家族滞在」資格者問題への取り組み」

◇村上自子さん(NPO法人おおさかこども多文化センター)

 「教育通訳の不安定な身分と待遇について」

◇吉田朋弘さん(多文化共生教育ネットワーク東京)

 「家族滞在」高校生資格変更4月超え問題

◇角田 仁(多文化共生教育ネットワーク東京)

 「解決できない課題の整理と取り組みの提案」

分科会3「移民女性の権利をめぐる諸課題とエンパワメント」

 2021年にはDV被害者であったスリランカ女性のウィシュマサンダマリさんが、DV被害からの救済をうけられず、医療放置されて入管収容施設で亡くなる事件が起きました。また技能実習生の妊娠出産をめぐる事件も後をたちません。

 移民女性の権利をめぐる最近の課題のうち、DV、妊娠出産、高齢化や移民女性のエンパワメントをめぐる課題について報告します。全体会での課題の共有のあと、4つのテーマ別のグループに分かれ、各地の情報を共有しながら、必要な取り組みについて話し合います。

プログラム:

【司会】杉戸ひろ子さん(移住連運営委員)

15:30〜16:30 全体会 報告

山岸素子さん(移住連事務局長、カラカサン)

 「DV被害者の対応の改善をもとめて〜ウィシュマさんの事件から」

高谷幸さん(移住連理事、東京大学教員)

 「移民女性の妊娠・出産についての実態調査から」

原めぐみさん(和歌山工業高等専門学校教員)

 「在日フィリピン人女性の高齢化の課題」

石村アニータ(Minamiこども教室相談役)

 「移民女性にとっての日本語教室とエンパワメント」

 16:30〜17:30 グループ討論

17:30〜18:00 全体会 

 グループからの報告と全体の意見交換

 

<Solidarity Network with Migrants National Workshop 2022>

Dates/Time: Saturday 11 June 2022, 13:00〜18:00
Meetings will take place online via Zoom for SMJ Members and people who are interested in migration & refugee issues in Japan.
Participation fee: Free
Sign-Up Deadline: Tuesday 7 June 2022
English interpretation is available!

■Program
13:00-15:00 Open Symposium (For both SMJ and Non SMJ members)
"Visualizing Immigrant Society- From the interview towards for foreigners living in Japan"
Guest Speakers: Eugene Lang (The Nikkei)
                        Asako Kamihigashi (The Mainichi)
                        Takurou Ide (The Shinano Mainichi Shimbun)

15:00-18:00 Subcommittees by topics
Subcommittee 1 "Social Participation of Foreign Residents"
Subcommittee 2 "Issues related to the learning and career of immigrant children and youth"
Subcommittee 3 "Challenges and Empowerment of Immigrant Women's Rights"

<Contact>
Solidarity Network with Migrants Japan
3F 1-12-6 Ueno, Taito-ku, Tokyo
Tel 03-3837-2316

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