日時: 2017年8月27日(日)13:30 ~
場所: 神奈川県高等学校教育会館(横浜市西区藤棚町2-197)
プログラム:
① 在留資格をめぐる諸課題 …丸山由紀さん( 弁護士)
② 外国ルーツの子ども・若者の進路について …高橋徹さん(NPO法人多文化共生教育ネットワークかながわ理事長)
③ 〔パネルディスカッション〕支援のネットワーク化に向けて
パネラー:大川秀史さん(弁護士)、舟知敦さん(桐生いじめ裁判を支える会)、井上晴子さん(中国残留日本人三世)、土肥いつきさん(高校教員)
コーディネーター: 鈴木江理子さん(国士舘大学教員/移住連副代表理事)
★参加をご希望の方は、Email: forum0827(at)yahoo.co.jp 宛てに、お名前と所属(県なども)の情報を添えてお申込みください。
~フォーラム開催に向けて~
◆山積する課題
進路( 高校進学やその後)、在留資格( オーバーステイや家族滞在)アイデンティティ( 母語・母文化)、日本語学習、学力保障、いじめ、生活、ヘイトスピーチなど、外国ルーツの子ども・若者の直面する問題は多岐に渡ります。
◆ネットワークの必要性
しかし、困難があっても声を上げたり助けを求めたりすることが難しい人たちや、情報や資源が不足して困っている支援者もたくさんいます。そうした人たちをどうにか支えたい。東京と近県の教員と弁護士が勉強会を重ねてきました。そして、各地で取り組まれてきた事例や知恵を集めれば、少しでも前進をすることができるのではないかと考えました。具体的にはSNS やメールを主な手段として使いながら、各地で起きている問題について、個人情報に配慮しつつ情報交換や相談が行える体制を作れないか、と考えています。
◆ネットワークの目指すこと
これから作ろうとしているネットワークの大きな特徴は、この問題に関心のある弁護士たちが積極的に関わろうとしていることです。在留資格の問題や人権侵害に関わる問題など、弁護士の力を借りる必要のある問題は数多くあります。ネットワークがうまく機能すれば、各地で問題に突き当たったとき、すぐに相談することができます。一種のホットラインのような機能を果たすことができるようになると思います。今回企画したフォーラムは、このネットワークの必要性やこれからの進め方について意見を交流させる第一歩と位置づけました。当事者、支援者、教育関係者、法律関係者、研究者など外国ルーツの子ども・若者の支援にかかわりのある多くの人の参加をお待ちしています。
————————————————————————————————————————–
(主催)高校進学ガイダンス主催者交流会
(共催)移住者と連帯する全国ネットワーク
全国在日外国人教育研究協議会
お問い合わせ E-mail: forum0827(at)yahoo.co.jp
PDFはこちら。