・日 時:11月12日(日)14:30〜16:00 (14:15受付開始)
・場 所:首都大学東京・秋葉原サテライトキャンパス
秋葉原ダイビル12階1202室D&E(千代田区外神田1−18−13)
・講 師:平 井 辰 也 さ ん( EPA看護師介護福祉士ネットワーク代表、看護と介護の日本語教育研究会幹事 )
高齢化が急速に進む日本社会は、団塊の世代が全て「後期高齢者」となる2025年には介護労働者が38万人も不足すると推計されています。しかし、賃金が低く、労働環境も厳しい介護分野には、なかなか人が定着しない状態が続いています。
そこで注目されているのが、外国人労働者です。日本に定住している外国人やEPA(経済連携協定)により介護労働に就く外国人に加えて、今年9月1日から在留資格「介護」の創設による外国人労働者の受入れが始まり、技能実習制度の介護分野への拡大も図られています。しかし、外国人による介護労働に関わる包括的な方針は示されず、なし崩し的な拡大となっています。
昨年11月には、技能実習生の権利保護をうたう一方、技能実習制度の大幅な拡大を図る「技能実習法」が成立し、今年11月1日に施行されます。これに合わせて技能実習の介護分野への拡大も始まります。深刻な人権侵害が指摘されている技能実習制度の介護分野への拡大には、人手不足が深刻な介護業界から期待の声が上がる一方、各方面から大きな懸念も表明されています。
こうした状況を迎える中、今年の総会記念講演として、外国人介護労働の分野に詳しいEPA看護師介護福祉士ネットワーク代表の平井辰也さんをお招きしました。
皆さまのご参加をお待ちしています。
【主催】外国人技能実習生権利ネットワーク(略称:実習生ネット)