国際移住者デーを記念して2017年12月16日に開催された今年の移住者デー集会は、ゲスト審査員に、台湾生まれ・日本(語)育ちの温又柔さんを迎え、移住者の「ここにいる」を写(映)した動画・写真コンテストをフェスティバル形式で開催しました。
第一部では、動画の部、写真(静止画)の部に応募された作品がスクリーンに映し出されました。会場にいる参加者約80名が投票し、審査員票と合わせて、以下の通り受賞作品が決まりました。
以下に受賞をした方々をご紹介します。
【動画の部】
★最優秀賞:益子亜明さん「wakuwaku ni iru.」
都内にある外国につながる子どもたちのためのスペース「wakuwaku」の日常風景を、子どもたちとのやりとりも交えながら撮った作品。
★優秀賞:クラウディア・ノベリーさん「奥多摩にいる」
奥多摩で学び、暮らすクラウディアさんとその友人たちによるダンスを撮った作品。
【写真(静止画)の部】
★優秀賞:Timilsina Dipti「My Seijinsiki(私の成人式)」
岐阜一般労働組合「技能実習生たちの春節」
マーチインマーチ実行委員会2017「はじめてのマーチ」
Fabiola Oshiro「Un nuevo empezar(新しいスタート)」
メンチ・鈴木「Adorable baby and me(愛らしい赤ちゃんとわたし)」
CTICなんみんサービス「学びつづけたい」
Nay Nork「ひまわりの中にいるわたし」
西あきら(Minami子ども教室)「夏の思い出 夜店と三人の浴衣娘」
有川憲治「父は、ペルー生まれ。母は、フィリピン生まれ。ぼくたちは、日本で生まれた。ぼくたちは、ここで生きている」
Massamba Mangala「L’espoir fait vivre.(希望が人生を作る)」
渡辺力(Minami子ども教室)「がんばる子を見守る先生」
音野あき子(Minami子ども教室)「世界の中に色々の国 色々のことがたくさんある」
★会場賞:マーチインマーチ実行委員会2017「はじめてのマーチ」
第一部の最後では、高谷幸を聞き手に、作家の温又柔さんを迎えて、お話をうかがいました。温さんからの「ここにいる」メッセージはどんなふうに届いたでしょう??
第二部は、恒例の交流会。
今回、はじめての企画でしたが、選定・審査も難航するほどの、すばらしい「ここにいる」作品がたくさん集まりました。
このフェスティバルに向けて作品を応募いただいたみなさま、会場にお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!
★このフェスティバルの写真部門で優秀作品に選ばれた12作品は、カレンダー2018に掲載されています。
ここにいるカレンダー2018(一般向け 1000円)
http://smj.buyshop.jp/items/9084417
ここにいるカレンダー2018(会員向け 800円)
http://smj.buyshop.jp/items/9084423