3月6日(火)の日本経済新聞の朝刊で、技能実習生の「除染作業」問題が報道されました。ベトナム人技能実習生が、実習先の建設会社の指示により東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う除染作業に従事していたというものです。この度、この技能実習生除染作業問題についての院内緊急報告会を下記のように行います。
「除染作業」問題は、技術等の開発途上国への移転による国際貢献を本来の目的とする外国人技能実習制度の趣旨が名ばかりであり、国際社会からも奴隷労働として強く批判されている制度の実態を露呈させています。外国人技能実習制度が壊していくこの日本社会の人権、労働基準、経営者倫理の典型的な一側面をも映し出しています。
つきましては、急ではございますが、報告会を以下の通り開催いたします。
★12時15分より衆議院第二議員会館ロビーにて通行証を配布いたします。
★報告会終了後、13時-13時30分に記者会見を行います。
<お問い合わせ> 特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク・事務局
(TEL 03-3837-2316 Fax 03-3837-2317 Email: smj(at)old.migrants.jp)
(PDF版)
20180314実習生除染作業院内報告会