社会の右傾化に伴って差別と排除の意識が進行する一方、渋谷区の「男女平 等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」や、世田谷区の「多様性を認め 合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例」の制定、ヘイトスピーチの根 絶を求めて条例制定を求める川崎の市民運動など、各地の自治体では多様なマ イノリティの権利保障を推進する条例が制定されるようになってきました。
移住者の受入れをめぐって入管法改定が論議されておりますが、“人間”と して迎え入れ、共生するためには、多文化・多民族共生の地域社会の形成が最 も必要です。地域で様々なマイノリティの人権保障にかかわる人々が共に学 び、交流をする機会です。多くの方の御参加をお待ちしております。
◆日時 2018年12月16日(日)13:30-16:00
◆会場 国士舘大学世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎34号館3階310教室
小田急線梅ヶ丘駅徒歩9分
東急世田谷線松陰神社前または世田谷駅から徒歩6分
◆資料代 500円(学生無料)
◆プログラム
上川あや世田谷区議会議員
「世田谷区多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例」を制定するまでの経過と課題克服
世田谷区人権・男女共同参画担当課長/国際課長
「条例制定後の運用状況」と、仮称「多文化共生プラン」について
飯塚正良(川崎市議会議員)
「実効性のある人種差別撤廃条例の制定をめざして」 〜直面する課題と今後〜
長島結(渋谷区・新ダイバーシティ条例推進協議会)
「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」から新条例を求める活動について
神谷悠一(LGBT法連合会事務局長)
「東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例」について
菅原敏夫(地方自治総合研究所研究員)
「人種等を理由とする差別の撤廃のための施策の推進に関する条例」要綱試案の作成の経験から」
<主催>移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019実行委員会
<共催>多文化共生・自治体政策研究会
TEL:03-3837-2316 FAX:03-3837-2317 Email:smj@migrants.jp URL:www.migrants.jp
「多様なマイノリティの権利を保障する条例作り講座」は、
「移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019」のプレイベントです。
フォーラム開催日:2019年6月1日(土)~2日(日) in 日本教育会館